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柏崎刈羽原発の規制基準適合性審査について本当は論じられなければならない問題の欠如 (上)

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危険な原発 vol. 2346:東電は巨額の費用を国民につけ回し6800億円も
柏崎刈羽原発につぎ込んでいる!!!!!



もう、後悔したくないんです!!!!!!!




  こんな国に生まれ、
 何も抵抗できずに
 放射線障害になってしまうであろう
 子どもたちの運命を
 放置してもいいのでしょうか。
 私たち大人には、
 原発を止められなかった責任があります。
 対岸の火事ではありません。




↓ コピーは、四万十町:大村和志
          通称コンちゃん

言葉の力
未来を切り開く。


◆原発:デモ地球をなんだと・・・・・




◆柏崎刈羽原発の規制基準適合性審査について
本当は論じられなければならない問題の欠如 (上)
東電は巨額の費用を国民につけ回し6800億円も柏崎刈羽原発につぎ込んでいる
 └──── 山崎久隆(たんぽぽ舎)
 

1.経理的基礎の欠如、 2.技術的能力の欠如、
※以下は(下)に掲載
3.耐震重要度分類の問題点
4.外部火災に対する設計方針とテロ対策の矛盾、
5.津波による損傷の防止は成立していない

 柏崎刈羽原発の規制基準適合性審査において、重要な要素のいくつかが全くといっていいほど論じられていない。
 これは審査以前の問題であり、再稼働どころか、電力会社として存在しつづけることに疑問が湧く問題がいくつもある。
 今回はそのうちの重要なものを取り上げる。

1.経理的基礎の欠如

 原子炉等規制法第43条の6に規定する原発の設置許可には、原発を建設する事業者の経理的基礎と技術的能力の存在が求められる。
 このうち経理的基礎については、原発の保守管理や緊急時対策などに多額の費用が掛かることから、「お金がなくて出来ませんでした」などと言われても困るわけで、重要な要素の一つである。

 実際に、東電は福島第一、第二原発の津波対策について、少なくても2008年には敷地が冠水する規模のものがあり得ることを認識し、その対策について10m盤上に10mの防潮堤を作る工事計画も策定していた。
 しかし、2002年から続く東電不祥事で原発全基停止などを経て巨額の赤字を計上してきたことなどで資金繰りに難があり、計画を先送りしているうち、2011年3月11日を迎えてしまった。
 経理的基礎が欠落していた東電が引き起こした原発震災だからこそ、厳しく審査すべきではないのか、原子力規制委員会の姿勢が問われている。

 一方、東海第二原発の規制基準適合性審査では日本原子力発電について「ほとんどの電力会社は経理的基礎がしっかりしているが、原電はほかの事業者と大きく異なる」(更田委員長)として審査が事実上止まっている。
 地震や津波に加え過酷事故対策等、災害対策に約1700億円かかる見通しだが、この費用を支出できる裏付けがないというのだ。そのため原電の株主であり、電力を買い取る契約を結んでいる東電や関電などの電力会社から債務保証を受けることが、合格の条件であるとした。

 原電に経理的基礎がないことは、そのとおりだ。では東電はどうなのか。
 柏崎刈羽原発の規制基準適合性審査の審査書(事実上の合格書)では一切触れなかった経理的基盤。
 損害賠償や廃炉に22兆円もの費用が掛かり、原子力損害の賠償に関する法律にも民法上の法理にも反して、他電力や新電力から資金を供出させる仕組みを強引に導入し、さらに税金を投入してまで東電の責任を軽減させた上で「経理的基礎」があるとしている。
 言い換えるならば、将来にわたる賠償費用や廃炉費用についても国と他の企業からの資金投入で賄い、東電の利益は温存すると言うことだ。
 そこまで手厚くする理由は唯一、被災者のため、賠償が出来なくなったら大変なことになるとして作られた制度だった。

 ところが換骨奪胎、見る間に被災者支援は弱者から打ち切られ、特に避難指示区域外から避難した人々に対しては、元々東電は賠償をしていなかった上に、一部では地方団体が訴訟を起こしてまで費用負担要求または追い出しを始めている。
 本来東電が負担すべき避難に要する費用を自治体が負担させられてきた結果がこれである。
 東電は巨額の費用を国民につけ回し、自らは6800億円もの費用を柏崎刈羽原発につぎ込んでいる。この資金があればどれほど被災者への補償が進むことか。

2.発電用原子炉の設置及び運転のための技術的能力

 「技術的能力」についても大きな問題がある。
 東京電力は他電力と異なり福島第一原発事故を引き起こした会社である。
 事故の原因究明と再発防止については他の電力会社とは異なる要求がされるべきだ。それは、事故の原因究明において、東電の技術的能力、特に福島第一原発の設備を運営する能力並びに過酷事故対策で準備された各種対応が正常に出来たかどうかが明確に調査されなければならない。

 事故については、政府の事故調査と国会の事故調査が行われたが、いずれにおいても明確に事故原因と収束作業活動の妥当性は判断されていない。せっかく収集した700人以上もの証言をほとんど活用しなかった政府事故調査委員会と東電の非協力的な態度により調査妨害を受けた国会事故調査委員会の報告書については、事故の原因究明はなされていない。結局、過酷事故対策の「技術的な能力」は、現在も大きな問題が残されているのである。

 また、経験について「技術的能力指針は、設計及び工事並びに運転及び保守に必要な経験として、本申請と同等又は類似の施設の経験を有していること又は経験を蓄積する方針を示すことを要求している。」としている。

 これも福島第一原発事故を引き起こした問題点が解明されていない以上、経験を有しているとは言えない。
 従って、技術的能力があるとする判断は誤りであるから、許可をすべきではないのだ。
 なお、更田委員長は東電について、福島第一原発事故の経験があるから他電力よりも経験値が高いという趣旨の発言をしている。

 しかし、現場を経験した電力社員や下請け従業員はどんどん退職ないし異動している。経験を蓄積しようという仕組みは見られない。当然ながら、将来的には全員いなくなる人の経験の多寡は経験値の評価対象にはならない。
 東京電力が原発事故を自己の経験として蓄積しようとするならば、事故の原因究明にもっと早くから熱心に取り組んでいるであろう。現実にはそのような姿勢は見られないのだ。  (下に続く)
    (初出:月刊「たんぽぽニュース」2017.11月号)

たんぽぽ舎より



高知県は
伊方原発の風下になります。


福島原発から
300km先にも放射能は届いています。


伊方原発から
300kmは四国を放射能が覆います。


日本の原発から
300kmはほとんどを放射能が覆います。







もぉ~~~~~~~
いい加減、
もぉ~~~~~~~
いい加減、

気づこうぜよ!!!!








「脱原発四万十行動」

継続は力なり!!

毎月、
第2週土曜日は、
『脱原発デモ行動の日』

次回は、
小休止です。
寒くなりましたから・・・・



◎ 四万十市:赤鉄橋下の公園集合

今後の予定は、
寒くなりましたので、3月まで休みます。

飛び入りでもかまいません、
多数のご参加をお待ちしています!!






伊方が止まるまで・・・・・・・、

伊方が廃炉になるまで・・・・・・・・。






原発は、廃炉です。





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Author:四万十:川ちゃん
名前:川下 徳之(カワシタ ノリユキ)
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性別:男
職業:専業主夫
年齢:57才
誕生日:S35年12月17日
思い:四万十をこよなく愛し、
    大地(チキュウ)をこよなく愛し、
    環境に正しく接することを
    心がけています。

    ただ今、
    「脱被ばく」・「脱原発」
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