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原子力規制委員会の5年間 規制委は「何をしなかった」のか[その2] (2回連載)



危険な原発 vol. 2304:原子力規制委員会の5年間 規制委は「何をしなかった」のか[その2] (2回連載)!!!!!
もう、後悔したくないんです!!!!!!!
こんな国に生まれ、
何も抵抗できずに
放射線障害になってしまうであろう
子どもたちの運命を
放置してもいいのでしょうか。
私たち大人には、
原発を止められなかった責任があります。
対岸の火事ではありません。
↓ コピーは、四万十町:大村和志
通称「コンちゃん」
言葉の力で
未来を切り開く。

たんぽぽ舎より◆原子力規制委員会の5年間 規制委は「何をしなかった」のか
[その2] (2回連載)
└──── 山崎久隆(たんぽぽ舎副代表)
見出し
2.福島第一原発事故の原因究明をしなかった
3.東京電力の責任を追及しなかった
4.再稼働優先で安全性を重視しなかった
5.防災体制を審査しなかった
2.福島第一原発事故の原因究明をしなかった
政府事故調、国会事故調、民間事故調、東電の事故調と、事故の調査組織がいくつも乱立し、それぞれが独自に事故報告書をまとめていった。こんなことは異例だった。
しかもその中で政府事故調は700人以上の関係者から数多くの証言を集めておきながら、それをほとんど活用せず、結局津波で電源喪失をしたことが全ての原因とばかりに、極めて単純な事故報告書をまとめただけだった。
事故調査では、原発を運転していた東電の組織的欠陥はもちろんのこと、その背景にある許認可を行う組織、そしてその審査を行う専門家一人一人の審査の内容に至るまで調査すべきだ。国会事故調は、かなりの程度調査を行ったのだが、東電や国による事実上の調査妨害で尻切れ蜻蛉(とんぼ)に終わっている。
規制委はまずこれを引き継ぎ、全ての原発を止めてから事故の原因究明を徹底的に行うべきであった。
3.東京電力の責任を追及しなかった
今年10月に事実上の規制基準適合性審査「合格」とした柏崎刈羽原発6、7号機は、事故当事者が作り、運営してきた原発だ。その企業の審査を行う前にすることがあったはずだ。それは、東電の責任の追及である。
事故は「異常な天災地変である」として、原子力損害賠償法第三条ただし書きに基づき、事故責任を免責するべきだと考えていたのは勝俣恒久会長など東電の経営陣である。
しかし発生した地震や津波は、歴史的に何度も繰り返されてきた日本海溝沿いの地震の一つに過ぎなかった。規模も過去の事例と比べて遙かに大きかったとする証拠はない。「人類が経験したことが無いほどの」異常さではない。
この規模の地震や津波に耐えられない原発を運転してきたこと、そして原子炉がメルトダウンをしても有効な冷却手段を準備できなかったことなど、これまでの原子力行政で「あってはならない」事故を起こした責任を規制当局が追及するのは当然のことだった。
4.再稼働優先で安全性を重視しなかった
規制委により事故原因の究明や東電の責任追及が全くなされないまま、川内原発をはじめとして次々に再稼働を認める決定を下してゆくさまは、とても安全性を重視しているとは思えない。
例えば火山の噴火に伴い発生する火砕降下物(火山灰等)の影響について、つい最近になって従来の大気中の密度の100倍以上を想定すべきとの科学的知見が明らかになった。
ところがこれを規制基準に採用するのは1年後だという。1年間火山が噴火しない保証を規制委がするのだろうか。
5.防災体制を審査しなかった
規制委は防災体制が十分取られているかを「関知しない」。
防災は自治体の責任だとして押しつけるが、地方自治体に原子力防災を押しつけても何も出来ないことは福島第一原発事故で証明済みである。
こういうことも規制委が責任を放棄している重要課題である。(了)
※「思想運動」No1010号2017-10-15・11-1合併号より許可を得て転載
高知県は
伊方原発の風下になります。
福島原発から
300km先にも放射能は届いています。
伊方原発から
300kmは四国を放射能が覆います。
日本の原発から
300kmはほとんどを放射能が覆います。
もぉ~~~~~~~
いい加減、
もぉ~~~~~~~
いい加減、
気づこうぜよ!!!!
「脱原発四万十行動」
継続は力なり!!
毎月、
第2週土曜日は、
『脱原発デモ行動の日』
次回は、
◆12月9日です。
◎ 四万十市:赤鉄橋下の公園集合
今後の予定は、
寒いので、小休止します。
飛び入りでもかまいません、
多数のご参加をお待ちしています!!
伊方が止まるまで・・・・・・・、
伊方が廃炉になるまで・・・・・・・・。
原発は、廃炉です。
ん、だば。 四万十:川ちゃん
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