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高浜1、2号機の審査は何を見ていたのか



危険な原発 vol. 1814:高浜1、2号機の審査は何を見ていたのか!!!!!
もう、後悔したくないんです!!!!!!!
こんな国に生まれ、
何も抵抗できずに
放射線障害になってしまうであろう
子どもたちの運命を
放置してもいいのでしょうか。
私たち大人には、
原発を止められなかった責任があります。
対岸の火事ではありません。
ここ四万十町のすぐ近くにもあるんですよ。
たった 60キロメートルの所にあるんですよ。
伊方原発。
H24年1月13日より、全基(1~3号基)止まりました。
これで、
四国内は、原発による発電は一切なくなりました。
停電の心配はいりません。
四電も「大丈夫!!」と、言っていますし・・・・・・。
あれだけ、電力量が足らないと脅しまくったくせに。
やつらの頭の中をのぞいてみたいですね。

※稼働30年以上の老朽化原発です。
・・・・・中央構造線活断層帯が真下に通っているのに。
↓ コピーは、四万十町:大村和志
通称「コンちゃん」


言葉の力で
未来を切り開く。

たんぽぽ舎より◆高浜1、2号機の審査は何を見ていたのか
「老朽原発の運転延長審査が最優先された理由」
└──── 山崎久隆(たんぽぽ舎)
東洋経済の岡田広行記者が老朽炉高浜原発1、2号機の申請について規制委員会が異例の優先審査をした背景を書いています。
以下、記事の要約を「」で示しながら解説します。
◎ 6月20日に関西電力高浜原発1、2号機の20年延長運転を認可した規制委員会はなぜ40年を超える老朽源発の再稼動に道を開く決定をしたのか。この結果1号機で約18年4カ月、2号機で約19年4カ月先まで稼働可能となったのだが、40年を超す老朽原発の運転延長は福島原発事故後の約束と違っているのではないか、その背景は何かを問うている。
原発の「寿命」を40年とし、それを超えることは「例外中の例外」だったはずの原子炉等規制法の改正。しかし、規制は厳格などではなかった。その結果、関電美浜原発3号機でも40年超の運転に向けての審査が進み、関電以外からも40年を迎える原発の運転延長申請が行われる可能性が高くなった。
例えば日本原電東海第二原発などはそうである。
◎ 関電の審査が優先されたわけ
「他社の申請を差し置き、関電の審査を最優先」の実態を明らかにし、規制委員会の更田委員の発言を引用し「昨年の審査会合では、案件数では7割方が関電の案件」「独占とは言わないが、(関電のために審査のマンパワーの)かなりの部分を使っている」の実態を明らかにした。
関電優先審査の背景には、いわゆる「訴訟リスク」もあるとしている。
「現行ルールのうえでは高浜の2基については今年7月7日までに運転延長の認可を出せなければ、時間切れアウトになり、廃炉に追い込まれる」「そうした事態を避けたかったのは、関電のみならず規制委も同じだった。万が一、時間切れになった場合、政府与党や電力業界からの規制委への風当たりは激烈なものになるうえ、関電から損害賠償請求訴訟を起こされるリスクも取り沙汰されていた。」
安全よりも経済、要するに関電は国民の命よりも金儲けを優先させ、さらに規制委員会もそれに加担した。
その結果、驚くべきことが次々に起きた。
◎ 試験すら先送り
「急ごしらえの対応、合格後に試験も」として、蒸気発生器の振動減衰定数すなわち地震により生じた揺れがどの程度のスピードで収まるかを示す「定数」百分率で表すが、これを有利になるよう緩和された。
そこで行われた手法が後日に確認することだった。
「減衰定数を関電が従来の1%から3%に緩和したことに伴い、蒸気発生器を実際に揺らす試験(加振試験)が必要になったが、審査の終盤になって「工事計画認可を出した後の、使用前検査段階で確認できればいい」という進め方が決まったためだ。」
あまりのことに言葉を失う。実際に3年間もの猶予を与えたのだが、その間に原発は動かして良いという。実験の結果間違っていたらどうするか、いやそれ以上に実際に地震が起きて蒸気発生器に想定以上の力が加わって破壊されたらどう責任を取るつもりか。試験を先送りして合格させるなどとい規制は、およそ世界中で日本の原発以外に存在しないだろう。
◎ 水素爆発の恐れ高まる
「川内原発と同じ方法で評価すれば水素爆発のおそれ」と警告を発しているのは滝谷氏だ。
「原発の安全審査に詳しい専門家からも、審査の甘さを指摘する意見が出ている。旧原子力安全委員会事務局で技術参与を務めた滝谷紘一氏は「高浜1、2号機は過酷事故対策でも不十分な点がある」と指摘する。」
「滝谷氏が問題にしているのは、関電が提示した炉心溶融が起きた際の水素爆発防止対策だ。九州電力・川内原発の対策と見比べて検証した滝谷氏によれば、「川内原発と同じ方法で評価し直した場合、高浜1、2号機では新規制基準で水素爆轟(ばくごう)が生じるおそれがあるとされる水素濃度13%を超えるとの試算結果が出た」という。」
水素爆発を起こす危険な濃度になるかどうかは水素発生源である燃料被覆管のジルコニウムと格納容器の体積との関係で決まる。しかし関電は存在するジルコニウムの約7%しか反応しないとして解析した。もちろん、保守的には100%反応したとして解析すべきだ。
◎ 火災対策も後送り
「高浜1、2号機については、総延長約1300キロメートルに及ぶ電気ケーブルの耐火性能が新規制基準を満たしていないことから、関電はその6割について難燃性ケーブルに張り替える方針だ。その一方で、張り替えが困難な部分については、防火シートでくるむという手法を採用した。これについては、「モックアップ試験(実証試験)で耐火性が確認されている」(原子力規制庁)というが、実際に工事を終えた後の使用前検査できちんと施工されているかを確認しなければならない。」
これでは何の審査もしないに等しい。ケーブルを変えてなくてもかまわないとしているが何のための規制基準だろうか。
◎ 結局審査はしていない
何もかもが先送りだが、要するに規制委にはやる気などない。審査書を読んでいくつか疑問点を聞いてはんこを押しただけ。審査業務ではなく単なる届け出業務と何ら変わらない。関電は審査書と名の付いた「届出書」を出して、その中身が「過酷事故対策だ」とすれば良いだけだ。実証試験もなければ実機実験もない。
モデルを使った確認さえほとんどしない。運転から40年を超える原発の何処にどんな欠陥が潜むかなど考えもしない。ようするにどうでも良いのである。
ここがまさしく原発推進審査機関になっている証拠ではないか。
全く審査の艇を成さない高浜原発1、2号機。これが先例とされたのでは40年越えの原発が次々に審査を通過していく恐ろしい事態が起こる。
東洋経済「老朽原発の運転延長審査が最優先された理由 関西電力・高浜1、2号機が40年超の稼働へ」2016年6月21日
http://toyokeizai.net/articles/print/123582
高知県は
伊方原発の風下になります。
福島原発から
300km先にも放射能は届いています。
伊方原発から
300kmは四国を放射能が覆います。
日本の原発から
300kmはほとんどを放射能が覆います。
もぉ~~~~~~~
いい加減、
もぉ~~~~~~~
いい加減、
気づこうぜよ!!!!
「脱原発四万十行動」
継続は力なり!!
毎月、
第2週土曜日は、
『脱原発デモ行動の日』
次回は、
◆8月13日(土)です。
午後 4 時から
◎ 四万十市:赤鉄橋下の公園集合
今後の予定は、
◆9月10日(土)です。
午後4日から
飛び入りでもかまいません、
多数のご参加をお待ちしています!!
伊方が止まるまで・・・・・・・、
伊方が廃炉になるまで・・・・・・・・。
原発は、廃炉です。

ん、だば。 四万十:川ちゃん
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