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全国紙でまともに「日印原子力協力協定」を批判できる新聞社はない(上)



危険な原発 vol. 1627: 全国紙でまともに「日印原子力協力協定」を批判できる新聞社はない(上)!!!!!!
もう、後悔したくないんです!!!!!!!
こんな国に生まれ、
何も抵抗できずに
放射線障害になってしまうであろう
子どもたちの運命を
放置してもいいのでしょうか。
私たち大人には、
原発を止められなかった責任があります。
対岸の火事ではありません。
ここ四万十町のすぐ近くにもあるんですよ。
たった 60キロメートルの所にあるんですよ。
伊方原発。
H24年1月13日より、全基(1~3号基)止まりました。
これで、
四国内は、原発による発電は一切なくなりました。
停電の心配はいりません。
四電も「大丈夫!!」と、言っていますし・・・・・・。
あれだけ、電力量が足らないと脅しまくったくせに。
やつらの頭の中をのぞいてみたいですね。

※稼働30年以上の老朽化原発です。
・・・・・中央構造線活断層帯が真下に通っているのに。
↓ コピーは、四万十町:大村和志
通称「コンちゃん」


言葉の力で
未来を切り開く。

たんぽぽ舎より◆全国紙でまともに「日印原子力協力協定」を批判できる新聞社はない(上)
新聞各紙は「日印原子力協力協定」を何と報じたか
この現状を厳しく批判する地方紙に期待する
└──── 山崎久隆(たんぽぽ舎)
◎ 12月12日ナレンドラ・モディ首相と安倍晋三首相との日印首脳会談において、原子力協力協定を結ぶことで原則合意した。NPT核拡散防止条約に未加盟のインドとの協定締結は核兵器廃絶と真っ向から対立する行為である。内外からの批判の声が上がっていたにもかかわらず協定締結を決めた日本は、南アジアの状況を更に悪化させる。安倍首相は「核実験が行われた場合、協力を停止する」との約束が抑止の担保になるのだという。
しかしこれでは、核実験までは協力を止めることはないと保障したに等しい。核実験の定義も曖昧だ。仮に文書化するにしても、例えば未臨界核実験は核実験なのかどうか、コンピュータを使った核爆発のシミュレーションは核実験なのかどうか、グレーゾーンはたくさんある。
現代の核兵器開発は、実際に核爆発を起こさなくても開発や高度化は可能である。実際に1998年以降核実験は北朝鮮以外は行っていないが、高度化は急速に進んでいると言われている。核実験が歯止めにならないのは常識の範疇である。
「日印首脳会談 原発協力は戦略的関係の柱だ」(読売15日付社説)などと持ち上げている新聞は、核兵器の高度化に協力する日本の姿勢についての見解を明確にすべきだろう。核廃絶と利益のための核開発が、どうやったら両立し得るのかを。
◎ 西日本新聞(福岡)の論調
西日本新聞は12月11日に「日印原子力協定 NPTを空洞化させるな」と題した記事で「原子力協定締結には、異議を唱えざるをえない。」と反対の姿勢を鮮明にした。
NPT体制を不平等として反対の姿勢を取りつつ核武装を選択したインドは、核不拡散体制を「国是」としている日本の政策とは相容れないはずだとし「NPTに加盟していなければ、原発など核の平和利用も国際社会から認められず、核物資の確保や技術移転で不利益を被る。これが各国をNPTにつなぎ留める動機付けとなっている。日本がインドと原子力協定を結べば「NPT未加盟で核兵器保有」という状態を容認することになる。NPT体制の空洞化に日本が加担するようなものだ。」と、極めて矛盾した外交政策であると批判する。
「インドは核実験の凍結を宣言している。しかし、インド政府が原発使用の名目で核燃料を輸入するようになれば、国内産ウランを核兵器増産に充てられるという指摘もある。被爆地の長崎、広島両市はこれまでの平和宣言などで、インドとの原子力協定締結に懸念を表明している。安倍政権の外交からは、核廃絶や核不拡散に対する熱意がうかがえない。核不拡散よりビジネスを優先するようでは、被爆国の政府としての責任を果たせない。」
記事の後段について説明する。
インドの原子力政策は他国とは、かなり異質である。主要な原子炉は重水炉(軽水冷却重水炉)である。燃料はウラン-トリウム燃料系で、世界の主流のウラン-プルトニウム系とは異なる核燃料サイクルを保有する。しかし核兵器開発は濃縮ウラン235とプルトニウム239を使うので、こちらは同じだ。主に重水炉を使ってプルトニウムを取り出してきた。
重水炉はほとんどカナダの技術だが、カナダ型重水炉(CANDU炉)を使ってプルトニウムを生産し、核兵器開発にまで至ったことでカナダからの原子力技術協力を受けられなくなった。その後はロシアの協力はあったもののほとんどインド独自で開発を続けてきたが、ウラン-トリウム燃料系では規模拡大や効率化が進まず、コストも掛かってきたのでウラン-プルトニウム燃料系にシフトチェンジを図っていると思われる。
中・大型炉をウラン-プルトニウム燃料系で作るならばロシアか米国か日本かフランスかと、選択肢は多くなるがNPT体制を破壊しかねないことと印パ紛争など地域紛争の火種を抱えたままであることから、どこも二の足を踏む。
インドは日本から原発及び核燃料をそのまま輸入したい。そうすれば国内のウラン資源や核燃料サイクル、事実上インド核武装のためのシステムを軍事用に温存できる。結果として核兵器開発を阻害せずにウラン-プルトニウム燃料系の原発を導入できるのである。
既に米ロ仏など主要原子力輸出国はインドとの原子力協力協定を締結していることも大きな背景にある。
◎ 琉球新報の批判
http://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-188044.html (原文)
「日印原子力協力協定の締結に大筋で合意したと報じられた後の琉球新報の社説「インドへ原発輸出 核なき世界追求に逆行する」(14日付け)では、「インドは核拡散防止条約(NPT)にも包括的核実験禁止条約(CTBT)にも加盟していない。日本がNPT未加盟国と原子力協定を結ぶのは初めてだ。日本の原子力政策の転換であり、唯一の被爆国として追求してきた「核なき世界」に逆行し、日本の外交に大きな禍根を残した。」と協定を強く批判するものだった。」
琉球新報は、これまでの経緯や他国の動向などについても詳しく指摘している。
以下、記事を引用しながら内容について解説する。
◎ 国際背景
「ブッシュ米政権がインドとの関係を重視し、原子力輸出を解禁するNSG(Nuclear Supplier Group・原子力供給国グループ)のルールの改定を提案した。日本も米国の圧力を受けて追認してしまった。改定後は米国、フランスなどが次々とインドと原子力協定を締結した。米国やフランスの原発大手と企業連合を組む日本がその潮流に組み込まれた形だ。核廃絶より経済利益を優先させたと批判されても仕方ない。」
原子力産業はチェルノブイリ原発事故以降、急速に新規建設が減り、核燃料サイクル政策を、再処理路線から転換した国が多くある。90年の冷戦構造崩壊以降、米ロ核戦力も大幅な削減が行われ、利益が見込めない原子力産業は合併や買収を繰り返し、米国、フランス、日本の「西側連合」とロシア、中国との競争となった。小さくなったパイを奪い合う中で、インドに対しては中国以外が売り込み攻勢を掛けることになる。一方中国はパキスタンに売り込む。
いずれもNPT条約外で核武装を目指した国に対し、いわばよってたかって核技術を持ち込むに等しい。これで日本も大手を振って核輸出をするのならば、ますます核廃絶など遠のくばかりである。
◎ 軍事転用
「さらに日本は、輸出した資機材を使った原発から出る使用済み核燃料の再処理を認める方針を決めている。再処理は核兵器に転用できるプルトニウムを量産することになる。インドが軍事転用しない仕組みをどう作るのか。たとえプルトニウムが民生利用だけに限定されたとしても、インド国内にある希少なウランを核兵器製造だけに集中投入することに道を開くことになる。」
記事は軍事転用問題にも言及する。商業利用を担保する確実な方法は実際には存在しない。インドの核開発をめぐって日本の関与と協力が問題視されるのは時間の問題である。インドはウラン資源開発でも重大な環境問題を引き起こしてきた。ジャドコダ鉱山開発などで地元住民に健康被害が出ている。軍事用にしろ商業用にしろウラン鉱山及び周辺の環境破壊にも荷担する行為だ。
インド国内ウラン資源を核兵器開発に使ってもIAEA協定には違反しない。
インドは自国の都合の良いものだけを保障措置下に置けば良いこととされている。
核の軍事転用を禁じているわけではない。日本や米国などからの技術を転用しない保障は、フルスコープ査察と呼ばれる「全部見せる」体制化に置いてすら隠れて核武装が可能と指摘されているのだから効果は薄い。
※明日に続きます。
高知県は
伊方原発の風下になります。
福島原発から
300km先にも放射能は届いています。
伊方原発から
300kmは四国を放射能が覆います。
日本の原発から
300kmはほとんどを放射能が覆います。
もぉ~~~~~~~
いい加減、
もぉ~~~~~~~
いい加減、
気づこうぜよ!!!!
「脱原発四万十行動」
継続は力なり!!
毎月、
第2週土曜日は、
『脱原発デモ行動の日』
当面は、
◆おやすみです。 少々、寒いので・・・・・・
今後の予定は、
◆冬場は、小休止します
飛び入りでもかまいません、
多数のご参加をお待ちしています!!
伊方が止まるまで・・・・・・・、
伊方が廃炉になるまで・・・・・・・・。
原発は、廃炉です。

ん、だば。 四万十:川ちゃん
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