ＩＫＩＫＩ⇔いきき ・・・・・・・四万十：川ちゃんの環境ブログ

【環境 blog です】

四万十川にはダムがある！！？？

先日、環境ブログで知り合った友人、みのさんから、
味（み）海苔の実 minorinomi
（一方的に友人と使っています。笑）


『四万十の日
　 高知県中村市の四万十の日実行委員会が
　1989(平成元)年に制定。
　「し(4)まんと(10)」の語呂合せ。
　高知県の四万十川は全長196kmで、
　本流にダム等がなく、日本最後の清流と言われている。

だそうです。
って、きっと、ご存じですね！』



えっ、四万十の日？　初めて知りました。

ちょっとムリがありますよね！

もうちょっと、やることをやってから制定しましょうよ。




「本流にダム等がなく！」



『えーーーーーーー？？』




『全国のみなさん、
　　　　　これって何だと思います？？』






どっから見たって、ダムでしょう！！！


これも曲者なんすねーー。


私が住んでいる四万十町（旧窪川町と旧大正町との堺）に

「家路川堰」というのがあります。


川ちゃんも、騙された感があるんですが、

どう見たってダムなんよ。


水力発電用にせき止めています。


法律的には、せき止め壁の高さが１５ｍ以上はダムで、

それに満たないものは堰と呼ぶんだそうです。


どっから見たってダムでしょう。


しかも、取水した水が発電後、

元の四万十川に戻されるならまだしも、

太平洋側の川に流れていきます。

そのため、ダム下流域では水量が激減。

川原が見えているでしょう！





ダムの下流、１００メートルのところです。

川幅、数メートル。

歩いて渡れるくらいです。





アユなどの生態系にも影響しています。

魚道をのぼったアユは、

秋の産卵での下りがダムで止められるわけです。





Ｈ２３．４．７　が、四国電力との水利権更新日。

【ダム、はんたーーーい！！】





「最後の清流：四万十川」も、

みなさんが言われるほどキレイではありません。

合成洗剤・農薬・化学肥料・三面張りの側溝・

ダム問題・山の荒廃などなど。

でも、じゅうぶん再生可能な川です。


『清流の最後』と言われないよう、

日々精進して向き合っていきたいと思います。



四万十川は、流域の人たちだけのものではありません。

みのさんの・キアヌリーブスさんの川でもあります。






ん、だば。　四万十：川ちゃん




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